断続的ながら、オールナイトに議論が続いたそうです。
おつかれさまでした。

政権側も引き上げを強く求めたそうですので、これも、安保法制とそれに伴う内閣支持率低下に対する政策バーゲンの一つなのかもしれない、と、勘ぐってしまいます。
800円の大台に乗せたかったんだろう、とも感じますが、798円ということで、スーパーの値段のようですが、引き上げ、よかったです。


NHKのニュースサイトから


最低賃金の目安 18円引き上げ798円

今年度の最低賃金の引き上げについて話し合う厚生労働省の審議会は、全国平均の時給で18円引き上げ798円とする目安を示しました。

18円の引き上げは、昨年度の実績を2円上回る水準です。
最低賃金は企業が最低限支払わなければならない賃金で、毎年、労使が参加する厚生労働省の審議会で目安を示し、それを基に都道府県ごとに決められます。
今年度は政府が最低賃金の引き上げを強く求めるなか、昨年度を上回る大幅な引き上げを経営者側が認めるかが焦点になっていました。
審議会では、28日午後3時からおよそ16時間にわたって断続的に議論を重ね、29日午前7時に、全国平均の時給で18円引き上げ798円とする目安を示しました。
引き上げの目安が10円を超えるのは3年連続で、昨年度の引き上げの実績の16円を2円上回る水準です。
また、最低賃金が時給で示されるようになった平成14年度以降では、最も高い引き上げとなります。
地域別では、大都市部の東京や大阪などAランクで19円、埼玉や京都などのBランクで18円、福岡や宮城などのCランクで16円、Dランクで16円としています。
今後は、29日に示された目安を基に、ことしの秋をめどに都道府県ごとの最低賃金が決められることになっています。