国家安全保障局という部署は、拉致問題も扱うのでしょうか。
谷内局長は、中国の訪問のあと、モンゴルを訪問し、拉致問題について話し合ったそうです。

今、中国との関係が微妙になっている北朝鮮にとって、モンゴルとのパイプは以前より、重要になっていると思います。
イランも、キューバも、アメリカとの親善路線に舵を切りましたので、北朝鮮との関係は冷えていると思います。
ロシアとは、あの国防大臣の処刑から、冷めきっていることでしょう。

でも、どのぐらい期待できるでしょうか。


NHKのニュースサイトから

モンゴル “拉致問題解決へ引き続き支援”

モンゴルを訪れている政府の国家安全保障局の谷内局長は19日、モンゴル政府の高官と会談して北朝鮮による拉致問題について意見を交わし、北朝鮮との独自のパイプを持つモンゴル側は、拉致問題の解決に向けた支援を引き続き行っていく考えを示しました。

政府の国家安全保障局の谷内局長は、中国を訪問したのに続き、18日から3日間の日程でモンゴルを訪れ、19日に首都ウランバートルでモンゴルの国家安全保障評議会のエンフトゥブシン事務総長とおよそ3時間にわたって会談しました。
同行筋によりますと、会談では北朝鮮による拉致問題について意見が交わされ、日本側がこれまでのモンゴル政府の支援に感謝の意を表明したのに対し、モンゴル側は拉致問題の解決に向けた支援を引き続き行っていく考えを示しました。
このあと、谷内局長はサイハンビレグ首相とも会談し、この席でもモンゴル側は拉致問題を巡って日本政府への協力を継続していくことを約束したということです。
モンゴルは友好関係にある北朝鮮と独自のパイプを持っており、ウランバートルではこれまでも日本と北朝鮮の政府間協議が行われたほか、去年3月には拉致被害者の横田めぐみさんの両親がめぐみさんの娘のウンギョンさんと対面しています。