この問題、根は深いと思いますが、おそらく、財界を巻き込んで、広告、つまり、広告代理店を経由して、マスコミ、報道機関をコントロールすることを広言したことが危ない発言と思われたのではないか、と思います。

安倍首相は、国会で、このようなことは絶対にしない、と、明言していましたが、私は、その安倍首相の言葉を聞いて、総毛立つ感がありました。

電通などの広告代理店が、日本の政治にどのような役割を果たしているのか、ということを考えると、安倍首相の素早い否定の言葉に、裏を感じてしまったからです。

自民党は、木原青年局長を更迭することにしたそうですが、これは、違和感を感じます。
「世が世なら切腹」なのだそうです。
これで、切腹なら、たくさん腹を切らねばならない政治家がいますね。
しかも、切腹だけでは果たせないぐらいの。
これも、なんか、バランスおかしい。

また、百田氏についての責任を問われたのだとすれば、それは、安倍首相側にもスネに傷がありますので。NHKの経営委員に任命していた、という大きな責任が。

やっぱり、自民党のガバナンスは、どこか、おかしいと思います。
のたうちまわっている感じがします。


朝日新聞から

木原・自民青年局長を更迭へ 党幹部「世が世なら切腹」

 自民党は27日、安倍晋三首相に近い議員でつくる勉強会「文化芸術懇話会」で、沖縄の地元紙をはじめ報道機関を威圧するなどの発言が出た問題に関連し、懇話会代表の木原稔・党青年局長を更迭する方針を固めた。野党が厳しく批判しており、安全保障関連法案の審議への影響を懸念し、早期に事態収拾を図る必要があると判断した。

 党執行部の一人は27日、「青年局長の更迭は当然。世が世なら切腹ものだ。勉強会で問題発言したのは別の議員かもしれないが、責任は免れない」と語った。
 25日の勉強会の初会合では、出席議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと政権に批判的な言論を封じるような声が出た。また、沖縄のメディア事情について質問した議員に、講師として招かれた作家の百田尚樹氏が「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」などと語っていた。
 26日の安保関連法案を審議する衆院特別委員会で、野党が追及したほか、与党内からも批判の声があがった。これを受け、自民の佐藤勉国会対策委員長は26日、国会内で木原氏を呼んで事情を聞き、「委員会に迷惑をかけている。しっかり反省して欲しい」と注意。木原氏自身も陳謝していた。