国会が95日間延長されました。
それにより、政権側は、安保法案の成立への強い気持ちを表したものと思います。

ところで、そのような政権側の意向を踏まえて、今後の経過を予想すると、こういうことになっていくのかと想像します。

衆議院で強行採決して、参議院へ送る

強行採決した法律は、印象が悪いですね。
もちろん、「悪法も法なり」ですけれども。

参議院では採決できず、60日経過、衆議院で2/3で再可決

この重要な法案が、二院制である日本の国会の片方でしか承認されていない、という形は、いびつだと思います。

以上のような経過をとりますと、手続き上、この法案が成立したとしても、国民の支持は広がっていない、ということになります。

この法律のもとに、海外への出動命令が自衛隊に下されたとき、その派遣される部隊は、国民みんなの応援のもとに送り出す形にならなければ、と、思います。
しかし、その部隊が派遣されるとき、たくさんの国民が反対のプラカードをもって、空港なり、港なりに押し寄せている、というのは、自衛隊員たちの士気にも影響しますね。


NHKのニュースサイトから

民主 岡田代表 安保法案追及し成立阻止を

民主党の岡田代表は沖縄県糸満市で記者団に対し、安全保障関連法案について「違憲の法案を数の力で通すことは許されない」と述べ、今の国会の会期が延長されたことを踏まえ、審議で法案の問題点を追及し、成立を阻止したいという考えを示しました。

この中で民主党の岡田代表は、今の国会の最大の焦点である安全保障関連法案について「憲法学者の意見に加えて、内閣法制局長官の経験者からも違憲だという発言がある。違憲の法案を数の力で通すということはあり得ないし、許されないことだ」と述べました。
そのうえで岡田氏は「法案をしっかり議論し、国民の皆さんの気持ちをいただくなかで、なんとか成立を阻止して、方向性を変えたいと思っている」と述べ、今の国会の会期が95日間延長されたことを踏まえ、審議で法案の問題点を追及し、成立を阻止したいという考えを示しました。
また、岡田氏は、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」について、「いかなる形式や内容を盛りこむかは、最後は安倍総理大臣に委ねられている部分があり、われわれは強制はできない。ただ、戦後70年という一つの区切りの年に出される重要な談話なので、さまざまなことをよく考えて、将来につながる談話を出していただきたい」と述べました。