これが、理想と思います。
国が、全く軍備を保持しない形。

ただ、現実にはそれはかなり困難です。
だからといって、非現実な理想論を振りかざしているだけ、と、批判するのも耐えられません。

世界のすべての人類が、この形をめざして、やっていけば、と、思います。
私たちの国だって、400年ほど前には、互いの「国」同士で、激しい殺し合いをしていました。今は、そんなことはありません。

軍備をなくすことができれば、その分のコストを他に回すこともできますし、そもそも、税金を減らすこともできるということになります。


朝日新聞から

「外交で友好関係を築き、自衛隊解消へ」 共産・志位氏

■志位和夫・共産党委員長

 (党の安全保障のスタンスを記者に問われ)日米安保を廃棄する展望をもっているが、自衛隊を一緒に解消するという立場ではない。安保条約廃棄に賛成でも自衛隊必要と(いう人もいて)、国民的合意のレベルが違うと考える。自衛隊は違憲の軍隊だが、これは一気になくすことはできない。政権を担ったとして、平和外交で友好関係を築き、「自衛隊がなくても日本の安全は大丈夫」と、圧倒的多数の合意が熟したところで、(憲法)9条全面実施の手続きに入る。すなわち、自衛隊解消に向かう。政権を担っても、自衛隊との共存の関係が、一定程度、一定期間は続く。(日本外国特派員協会の記者会見で)