本日の衆議院の安保法制特別委員会で、民主党の辻本議員が追及したそうです。

「3名とも、この徴兵制は憲法違反とする政府の解釈は間違いであると、ご主張されている方」

とのことです。


毎日放送のニュースサイトから

環境変化で「徴兵制も可能か」、安保法制めぐり野党追及

 安全保障法制をめぐる19日の国会審議では、将来、安全保障の環境が変化した場合には、徴兵制も可能になるのかが質疑の焦点になりました。国会記者会館から報告です。

 菅官房長官が先日、限定的な集団的自衛権は憲法に違反しないという政府の立場を支持する3人の憲法学者の名前を挙げたことについて、民主党の辻元議員は、3人とも徴兵制も憲法に違反しないという考えを示していると指摘しました。
 「(憲法学者の)3名の方はご自身のイデオロギーや主張に合わせて、菅さんが名前を挙げられた方ですよ。私、この3名の方のご主張を調べてみたんです。3名とも、この徴兵制は憲法違反とする政府の解釈は間違いであると、ご主張されている方でびっくりした。ご存じでした?」(民主党 辻元清美衆院議員)
 「そのことは私は知りませんでした。それはあくまでも憲法学者の一つの意見だろうと思っています」(菅義偉 官房長官)
 安倍政権は、歴代の政権が憲法に違反すると解釈してきた集団的自衛権について、安全保障環境が変わったため限定的な行使は認められると主張しています。辻元議員は、こうした憲法解釈の変更が成り立つなら、現時点で安倍政権が、憲法上許されないとしている徴兵制についても同じように安保環境の変化を理由にして解釈を変えれば、将来、可能になるのではないかとただしました。
 憲法解釈の変更をめぐる政府の矛盾をあぶり出そうとする民主党に対し、政府側は法制局長官が答弁に立って専門的な理論を展開していて、依然として一般には分かりにくい説明が続いています。