シンガポールという国は、第二次大戦後に英国の植民地であったマレーシアが独立するときに、同じように宗主国であった英国が分離独立させて成立させた都市国家ですが、その背景には、中国華僑の影響があったと言われ、シンガポールの国父と言われるリー・クアンユーは中国系です。
そして、今のリー・シェンロン首相はその国父と言われるリー・クアンユーの息子だそうです。

そのリー・シェンロン首相は、

「日本は過去の過ちを認識し、日本国民も右翼学者や政治家の極端な歴史解釈を拒否するとはっきり言うべきだ」

と、述べたそうです。
重い言葉だと思います。


朝日新聞から

歴史問題で日中韓に異例の苦言 シンガポール首相

 シンガポールのリー・シェンロン首相は29日、日本と中国、韓国の間で認識に溝がある歴史問題に触れ、「日本は過去の過ちを認識し、日本国民も右翼学者や政治家の極端な歴史解釈を拒否するとはっきり言うべきだ」と述べた。中韓に対しても「日本に謝罪を繰り返し求めるべきではない」とし、戦後70年を迎えても関係がぎくしゃくする日中韓に異例の苦言を呈した。

 アジア・太平洋地域の国防閣僚らが集まってシンガポールで29日開幕した「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)の基調講演の中で言及した。
 リー氏は「日本は一般的な言葉で戦争への謝罪を表明はしている」としたうえで、「しかし、慰安婦や南京大虐殺については、はっきりしない態度をとってきた」と指摘した。
 一方、中国と韓国についても「戦争の歴史は、将来の世代に日本を永続的に敵視させるようなことに使われるべきではない」とくぎを刺し、歴史認識をめぐる日中韓のわだかまりの解消がアジア・太平洋地域の安定につながるとの立場を明確にした。