自民党の高村副総裁は、民主党の高木国対委員長や公明党の北側副代表ら、と、中国を訪問されているそうです。

安保法制は、中国を脅威と捉えているのではない、と、唐外相に説明したそうです。


NHKのニュースサイトから

高村氏 安保法制で中国に理解求める

自民党の高村副総裁ら日中友好議員連盟の訪問団は、中国の唐家※セン元外相と会談し、高村氏は、みずからが与党協議の座長を務める安全保障法制の整備について、中国など特定の国を対象にしたものではないと説明し、理解を求めました。

中国を訪れている自民党の高村副総裁や民主党の高木国会対策委員長、公明党の北側副代表ら超党派の訪問団は4日夜、北京で、中国の唐家セン元外相と会談しました。
この中で、唐元外相は、日本国内での安全保障法制の整備について、「日本と中国が、今後、全面的に信頼できる存在になるかどうかに関わる問題だ。日本が平和国家としての道を歩むかどうか関心を持っている」と指摘しました。
これに対し、与党協議の座長を務める自民党の高村氏は、「安全保障法制は、日米同盟を強化するためのものであるのは事実だが、日本とアメリカが一緒になってどこか特定の国を対象にしていることはない。まして、中国を脅威と捉えていることは全くない」と述べ、理解を求めました。また、高村氏は、中国が提唱しているAIIB=アジアインフラ投資銀行について、「日本としても協力していきたいが、ガバナンスや透明性の問題があり、今のところ参加することにはなっていない。しっかりと考えていきたいと日本政府も思っている」と述べました。
一方、同席した日本政府関係者によりますと、唐元外相は、安倍総理大臣のアメリカ議会での演説について、「これまでのいわゆる『村山談話』などに比べると入ってない要素もある」と指摘したということです。