安倍首相の議会演説の内容について、アメリカの外交当事者たちにとっては、期待に届かない内容であったようです。
バイデン副大統領に続いて、ケネディ大使からも、「補足説明」がありました。

安倍首相は、「侵略」「謝罪」を口にしたくないのでしょうが、安倍首相の政治的信念からの行動、アメリカにとっても、そのアジア外交だけでなく国内政治においても、足かせになるリスクがあるのかもしれません。


朝日新聞から

ケネディ大使「過去の政府談話、明確に支持」 首相演説

 キャロライン・ケネディ駐日米大使は29日、米国務省で朝日新聞のインタビューに応じた。安倍晋三首相の米議会上下両院合同会議での演説について、「(歴史問題に関する)過去の政府の談話を明確に支持した」と評価。その上で、首相が戦後70年談話を出す今夏に向け、隣国との「関係改善がより大きく進むことを期待している」と述べた。

 ケネディ大使は、議場の2階席の最前列で、昭恵・首相夫人とともに演説を聴いた。英語で行った首相演説を「とても印象的で、(議場の)反応は温かいものだった」と歓迎。「戦後70年を思う米国人にとって、日米のきずなと深い関係を示すものになった」と語った。
 首相は演説で「先の大戦に対する痛切な反省」「アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない」と歴史認識に言及した。ケネディ大使は「日本国民を代表して反省の意を表明し、隣国との関係を改善していくことを約束した。首相が(隣国との)関係改善に誠実に取り組むと信じているし、今後数カ月で、関係改善がより大きく進むことを期待している」と語った。