アメリカを訪問中の安倍首相は、ワシントンのホロコースト博物館を訪れ、日本の外交官、故杉浦千畝氏により、命を助けられたユダヤの方に会ったそうです。

安倍首相は、日本のシンドラー、とも言われている、外交官のことを賞賛されたようです。
私は、自分の経済的利益を追求したなかで、ユダヤの人々を保護したシンドラーより、人道的見地から、当時の日本の外務省の意向に反し、亡命を希望するユダヤの人々にビザを発給し続けた、故杉浦千畝氏の方が素晴らしい方だと、思っていますので、日本のシンドラー、という表現は失礼ではないかと思っています。

当時の外務省は、同盟関係にあった、ナチスドイツに遠慮して、この人道的な外交官の英雄的行動を承認することができなかったのです。
日本に帰国後、杉浦千畝氏は、外務省を追われ、戦後も長らく、その名誉を回復することができませんでした。

その名誉を讃えた安倍首相ですが、しかし、その政治信条からは、政府の指示に従わずに、勝手な行動をした、この外交官の名誉は、本当は、理解できないのではないか、と、私は疑っています。

直接の関係はありませんが、福井地裁の、原発再稼働差し止め判決を言い渡した、勇気ある裁判官は、家庭裁判所の判事に左遷されています。