議員立法での国会提出の形をとるので、公明党が反対しようが、結局のところは関係ない、と思いますが、心配なのは、維新の党の動きです。
大阪にカジノを誘致したい、ということがあるのかもしれませんが、私は反対です。

もし、維新の党と自民党との間で、政治的な駆け引き、つまり、安保法制や憲法改正とのバーター取引で、カジノ法案を成立させるのであれば、もう、それはひどいことになります。

カジノはできるは、国の統治機構の権力が強くなるは、では、どこが「美しい日本」なのでしょう。


毎日新聞から

カジノ法案:公明幹事長、国会提出を容認へ

 公明党の井上義久幹事長は17日の記者会見で、「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)について、自民党が維新の党などと共同で今国会に提出することを容認する考えを示した。自民党は公明党にも共同提案に加わるよう打診していたが、井上氏は「(自公の)合意ができなければ、自民党などが提出するのは妨げない」と述べた。公明党ではギャンブル依存症への懸念などから法案に慎重意見が根強い。