連日、南京攻略の際の「虐殺」はなかった、と特集記事をしている産經新聞ですが、河野洋平氏が名古屋で行なった講演の内容を詳しく報道しています。
そして、この講演の内容は、アメリカのニューヨークタイムス紙も報道しているようです。

河野氏がおっしゃるように、自由民主党内にある、軽武装で経済優先、の政治家たちのグループ、なにをしているのでしょうか。今こそ、しっかりとその存在を示すときではないですか。


産經新聞から

河野氏発言の要旨「河野談話は誠心誠意作り上げた」

 【戦後70年談話】(「植民地支配と侵略」への反省を明記した)村山富市首相談話を継承するのか。歴代内閣が継承してきた日本の歴史認識が10年刻みで変わることはありえない。どういう文言で談話を書くかは決まり切ったことだ。
 【右翼政治】自民党にはリベラルな議員もいると思うが、目立たない。これ以上「右」に行かないようにしてほしい。今は保守政治と言うより右翼政治のような気がする。
 【河野談話】(慰安婦問題での)官房長官談話は誠心誠意作り上げた。はっきりとした裏付けのないものは書かなかったので「強制性」という言葉は入っていない。強制性についての文書は見つからなかったからだ。しかし、強制性が全くなかったかと言えば、いくつか具体的なものはある。談話の文言が私の思いの全て。冷静な議論により問題が収束するよう心から願う。