「イスラム国」の残虐な行為は、イスラムの教えに反している、と、世界中のイスラム教の方々からも批判されています。おおくの人からの支持がなければ、その存在は危うい。

個人的には、このことを予想していましたが、やっぱりそうだったんですね。
ヨルダン空軍のパイロットは、すでに処刑されていたようです。しかも、とても、残忍な方法で。正視に耐えない。

ヨルダン国は、死刑囚である爆弾犯の死刑を執行するそうです。
古来からの原則「目には目を」の考えが底流にあるのだと思います。

世界の悩みはつきません。私には、ためいきしか。

ムアズ・カサースベ氏のご冥福をお祈り致します。


読売新聞から

パイロットを殺害か…「イスラム国」?映像公開

 イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループは3日夕(日本時間4日未明)、拘束していたヨルダン軍パイロットのムアズ・カサースベ氏(26)を殺害したとする映像をインターネット上に公開した。

 映像は、動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿された。オレンジ色の衣服を着たカサースベ氏とみられる人物が、体に火をつけられて焼かれる様子が映っている。カサースベ氏は昨年末、イスラム国の拠点に対する空爆作戦にパイロットとして参加したが、シリア北部で操縦していた戦闘機が墜落し、イスラム国に拘束されていた。
 イスラム国は1月下旬、日本人人質事件に絡み、ヨルダン政府が収監しているサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放に応じなければ、カサースベ氏を殺害すると脅迫していた。ヨルダン政府は、リシャウィ死刑囚を釈放する条件として、カサースベ氏の生存確認を求めたが、これにイスラム国は応じず、1月31日夜(同2月1日朝)に後藤さんの殺害映像が公開された。