朝日新聞が、昨日から、医療崩壊をテーマに大型連載を始めました。
現場の取材を丁寧に行って、記事にしており、好感が持てます。今後の展開を楽しみにしています。
とりあえず、今日、予定されている新入生ガイダンスでの補足資料にも使ってみます。

こうやって、自分で取材し、自分の頭で考えた書かれた記事は、質の高いジャーナリズムだと思います。時間と人(つまりお金ね)がかかっている連載記事で、今日の、救急外来の取材は、実際に記者が病院に7泊8日したようです。現場感覚、大事にしたいものです。厚生労働省のお役人も、少し、現場に出てみたらどうでしょう(いや、必要なのは、財務省のお役人の方かな)
思えば、日本のマスコミ報道って、お役所の判断で、お役所の都合に沿った内容とタイミングの記事を、掲載、報道することが多いと思っています。そのような記事には、ジャーナリズム、宿っているのかなあ。マスコミも、数年ごとに担当者が人事異動する、役所の都合で、コロコロ、スタンスを変えるような態度では、国民生活が混乱するばかり。かといって、財界の意をくんだ広告代理店の「行き過ぎた商業主義」も困るしねえ。情報の受け手の側に立った報道は、「お金にならない」し、「権力にもつながらない」からかなあ。

とにかく、今まで、孤立無援のような状態だった現場の医師たちにとっても、少し、溜飲が下がる思いだろうと思います。また、ボランティア精神で、現場でがんばってみようかと思えるかなあ。そういうボランティア精神で維持されているのが、この国の医療制度なんだとわかってもらえればいいかなあ。
この記事により、しっかりと、眼に見えるよな、また、肌で感じられるような、政策や制度の改善がみらればいいんですが。天下の朝日新聞の記事ですから、その効果も絶大と期待しましょう。

という意味では、今年度の予算や医療保険改訂が成立した直後の4月から、紙面に載っているのが解せないのですが。もっと、早めのタイミングなら、今年度の予算や保険改訂にも反映されたはず。まあ、いろいろ、都合もあるんでしょうか。

「後期高齢者医療制度」「長寿医療制度」の件、年金の件、医療制度の他にも、問題山積です。