シリアの内戦も、ずっと気になっていますが、今度は、イスラエルとパレスチナが動き出しました。

イスラエルの総選挙が近いから、とも言われていますが、私にはもう一つあるように思います。
アメリカ大統領選挙が終わったから、です。

パレスチナ自治区というのは、イスラエルにとって、アメリカやアラブ諸国、そして、世界に対する「人質」のように思えるのかもしれません。
だって、純粋に軍事的な目的だけなら、展開している戦車群の映像を、世界中のテレビに流させるはずがないから。なんらかの政治的な目的を果たすために、戦車を展開し、また、それをテレビ映像にして流しているのです。

つまり、どこかの密室で「交渉」が行われているのです。

たぶん、そのイスラエルの「交渉」相手の一人と思いますが、オバマ大統領、よろしくお願いします。
(でも、もし、侵攻を停めさせる場合の、その引き換え条件は、なに?
オバマ大統領の引き出しには、有力な交渉材料、そんなに入っていないかもしれません。)
しかし、アメリカの大統領って、本当に、大変ですね。

ちなみに、この地中海沿岸のガザ地区ですが、我々、医療関係者にも、意外に関係があるということ、知っていますか?
このガザという街は港町で、昔、木綿の織物の輸出港だったんだそうです。

ピンと来ましたか?
そう、医療現場で毎日使われている「ガーゼ」という木綿の布の語源だとか。

私は、イスラエル陸軍が、ガザ地区に侵攻することがないことを祈るばかりです。
イスラエル軍は強いです。それに対するハマスなど、パレスチナ側は、自分たちのフィールドに引き込んでのゲリラ戦に持ち込むしかありません。
ということは、必ず、子供や女性、そして、高齢者や病人などの弱者が、そのツケを払うことになります。


読売新聞から

イスラエル、地上軍によるガザ侵攻準備を強化か

パレスチナ自治区ガザへの大規模空爆を続けるイスラエルのネタニヤフ政権は16日夜、予備役を7万5000人まで招集可能にすることを承認した。

 地上軍によるガザ侵攻の準備を強化したとみられる。ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスは同日、聖地エルサレム南郊にロケット弾を着弾させており、双方の対立が激化している。
 イスラエル軍は16日、3日連続となるガザへの大規模空爆を行い、ロイター通信によると、これまでにガザでは武装勢力の民兵13人を含む計29人が死亡。ガザからのロケット攻撃で、イスラエル側でも3人が死亡している。
 軍によると、ハマスなどガザの武装勢力は16日、ロケット弾約100発をイスラエルに撃ち込み、空爆に応戦している。中部の商業都市テルアビブに向けても、2日連続でロケット弾が発射された。