アメリカの小学校での銃乱射事件、痛ましいです。言葉もありません。

社会に大量に銃がある、という現実、日本では実感ありませんが、銃があるから、痛ましい被害者が生まれる、というのは間違いないと思います。
豊臣秀吉が行った刀狩り以来、いわゆる武器は日本社会にはありません。
オバマ大統領の最後の四年間の仕事になるでしょうか。銃廃絶。

アメリカライフル協会の政治力、ロビー活動は凄いそうですが、それだけではなく、銃廃絶への実際の道のりを想像すれば、それが、とても厳しい困難な道であることが想像できます。

仮に、オバマ大統領が様々な反対勢力に打ち勝ち、銃規制の法制化を達成できたとしても、では、豊臣秀吉のように、アメリカ版刀狩り、できるでしょうか。

政府からの担当者が、家々を順に巡り、銃を回収して回ること。

実風景として、想像することが、できません。
郊外の住宅地や、農村では、何軒かに一軒は、家の中に政府の担当者が入ることについて、抵抗されそうであり、場合によっては、銃の撃ち合いに発展するケースも頻発しそう。
また、都会のダウンタウンの古い高層アパートなどでは、もう、各戸を巡ることすら、身の危険。

困難だから、達成がむつかしいから、と、避けていては、いつまでたっても、また、悲劇が生まれ、罪のない、大切な命が失われるだけ、というのも、そうなんですが。