集団的自衛権について考える時、ひとつの参考になる事例があります。

ベトナム戦争に参戦した韓国軍

です。

ベトナム戦争って、アメリカがベトナムで戦った戦争というイメージですが、もともとは、この地域を植民地としていた、フランスとのシンプルな独立戦争でした。
それが、冷戦構造のもと、アメリカが直後参戦し、ややこしい構図になりました。さらに、共産主義と闘う自由主義同盟ということで、アメリカの要請を受けて、いくつかの国が、ベトナムの地に軍隊を送りました。その中でも、韓国は、積極的に軍隊を送り出したのです。

この「勇猛な軍隊」が、戦争という特殊な状況のもとで、どのような活動を展開したか、わが国の集団的自衛権について考えるときに、しっかりと押さえておくべきことと思います。

ベトナム戦争のとき、当時の日本政府が憲法9条を堅守し、集団的自衛権の発動を控えて、ベトナム戦争に直接参戦しなかったことは、やはり、よかったことと思います。
なんと言っても、私たち日本人は、ベトナムに旅行しても、それほど、現地の方々に、気を使う必要がないから、です。

そもそも、集団的自衛権って、弱い国々同士の連帯、あるいは、世界が2つに別れて拮抗するというような状況なら、まだ、理もあるように思いますが、世界第一の超大国の戦争におつきあいするため、というのは、必要なのでしょうか。

国際社会における、アメリカの振る舞いは、ときに、好戦的、とさえ見えることがあります。ドラえもんのジャイアン顔負け、の。