Unknownこの国旗を大切にしていきたいです。
でも、国の統治機構の形が変わるような決定が、内閣の閣議決定、という形で行われました。
そのもととなる憲法の条文は一字一句、変わっていません。

あとで、「あのときが、ターイングポイントだった」、と、言われることになるのではないか、と、心配しています。

安倍首相が、あの戦争について、どのように考えているか、その考えをしっかりとお聞きしたいと思います。
昭和天皇は、A級戦犯が合祀されてからは、靖国神社への参拝は一度もなされませんでした。

あのとき「国策を誤った」指導者の方々の係累が、今の政治、社会を動かしています。
選出しているのは、主権者である私たち。


朝日新聞から

日弁連が声明 集団的自衛権行使の閣議決定撤回を要求

 日本弁護士連合会の村越進会長は1日、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に抗議し、撤回を求める声明を出した。

 声明は、集団的自衛権の行使容認について、「戦争をしない平和国家としてのあり方を根本から変えるものであり、憲法9条の実質的な改変だ」と指摘。「国民の中で十分に議論することすらなく、憲法に拘束されるはずの政府が閣議決定を行うのは、立憲主義に根本から違反している」と厳しく批判し、「閣議決定は、立憲主義と恒久平和主義に反し違憲だ」とした。


毎日新聞から

集団的自衛権:大江健三郎さんら抗議の会見

 集団的自衛権行使容認の閣議決定を受けて1日夜、市民団体「戦争をさせない1000人委員会」の中心メンバーで作家の大江健三郎さんらが東京都内で記者会見し、「(集団的自衛権に関連する)新法を成立させて実際に行使することは絶対認められない」と訴えた。今後も活動を続けていくという。

 大江さんは「私の人生で一番大切なものは憲法の平和主義と民主主義。安倍晋三首相は憲法に対する畏れを持っていない。戦争に参加して敵国になれば、日本がテロに狙われる危険もある」と語った。
 東京・永田町の首相官邸前では、朝から同団体などの呼びかけで抗議の集会やデモが続いた。参加者は時間がたつにつれ増加。閣議決定が迫った夕方には数千人が沿道に列をなし、太鼓を鳴らして「閣議決定、今すぐやめろ」と声を上げた。閣議が始まると抗議は熱を帯び、午後6時前に決定が伝えられると、参加者は「閣議決定撤回しろ」「あきらめないぞ」と絶叫。興奮した参加者が警察官と小競り合いになる場面も。
(以下 略)