韓国のフェリー沈没事故は、衝撃的な事故だったと思います。
その事故が、事件となったのも当然とは思います。

しかし、船長に死刑が求刑された、とは、驚きです。
あの船長が死刑なら、船会社の「実質的なオーナー」は? あ、死体が発見されていたんでしたか。

私は「未必の故意」でも、十分に死刑に値することになるのか、不安を覚えました。
(もちろん、日本の司法でも、和歌山カレー事件が例ですが、未必の故意での殺人事件に死刑判決は出ています。)

検察が、政治的な動きをするのは、どこの国にもみられ、ある程度は仕方ない、のかもしれませんが、極端にも思います。これでは、日本の検察庁はまだまだかわいいほうかも。

あとは、裁判所の判決がどうなるか、つまり、裁判所が、絶大なる大統領の権力から、どの程度独立しているのか、を、みてみたいと思います。

最後になりましたが、この事故でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り致します。


読売新聞から
(固有名詞は省きました)

韓国セウォル号沈没事故、船長に死刑求刑

 304人が死亡、行方不明となった韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故で、乗客らを船内に置き去りにして逃げ、殺人罪などに問われた船長(68)ら15人に対する論告求刑公判が27日、光州地裁であり、検察側は被告に死刑を求刑した。

 公判では、被告に乗客が死んでも構わないという「未必の故意」があったかが争点になっている。被告は公判で、「船から乗客を退避させるよう指示した」と起訴事実を否認している。
 起訴状によると、被告らは、無理な増改築と過積載によって、横転したセ号が沈没すると知りながら、船内に待機している乗客に退避を呼びかけるなど救助措置を取らず、乗客らを死亡させた。